ピラティス①
ピラティスは、近年とても話題になっている。
ピラティスは、1900年代にドイツの看護士ジョゼフ・ピラティスという人が第一次世界大戦で傷を負った人にリハビリとして行なったのがはじまりとされている。
そして、1920年代にニューヨークに渡ってヨガや太極拳などを取り入れながらピラティスを広めていったとされている。
お腹の赤ちゃんには負担がかからず、妊婦さんの精神状態や体の状態、呼吸を整えてリラックスした状態でマタニティ期間を過ごせるようにすることなどが目的とされている。
マタニティピラティスは、歴史が浅いこともあって、マタニティ教室などで取り組んでいるところはそれほど多くはない。
しかし、マタニティピラティスの基本は、複式呼吸と正しい姿勢なので、毎日の生活で行なっていればマタニティピラティスをやっているのと同じともいえる。
ピラティス②
マタニティピラティスは、妊娠中、健康を維持し骨格を整えて産みやすい体型にするための運動である。
ゆっくりとした動きが体の中を鍛え、姿勢の歪みなどを直す効果があるエクササイズで、激しい動きはないが、出産の時に必要な筋肉などを鍛えたり、柔らかくしたり、姿勢をよくする効果もある。
また、自律神経の働きがよくなり妊娠やお産に大切なホルモンの調節などがスムーズに行なわれるようになる。
呼吸をコントロールして、自分の状態が把握できることが出産の時に慌てずに落ち着いてどんなことでも対処できるようになるともいわれている。
さらに、骨盤の周りを鍛えておくとお産も軽く済むし、産後も回復が早いと言われている。