身体面への効果①
ヨガの種類はいろいろあってそれぞれ独自に発展しているが、マタニティヨガもその中の1つである。
ここでは、マタニティヨガの身体面への効果についてご紹介する。
近年では、出産準備の一環としてマタニティ・ヨガを積極的に導入する施設も増加する傾向にある。
・出産をスムーズにする効果
マタニティヨガはヨガのエクササイズや呼吸法を通して一体感を味わえることも特徴の1つとなっている。
一体感を味わうことによって命の尊さを認識することができる。
また、分娩時の痛みのコントロールの効果が期待でき、呼吸法の効果によって出産をスムーズにするとされている。
マタニティ・ヨガを実践することによって異常分娩・会陰裂傷が減って自然分娩が多くなるといわれている。
西洋医学のように即効性はないが、マタニティ・ヨガを行うことによって出産がより快適になる効果があるのである。
身体面への効果②
・身体面への効果
マタニティ・ヨガは、運動不足を解消する効果があるとともに、妊婦さんの負担がかからないエクササイズで骨盤を広げて出産に必要な筋肉を作ってくれる。
また、ある調査のデータによると、だいたい8割以上の妊婦さんが腰痛、肩凝り、尿失禁、便秘などの妊娠中特有の症状に悩まされている。
しかし、マタニティ・ヨガを行うことによって症状の改善が期待できる。
これらの効果は、マタニティヨガによって出産時に必要な筋肉を鍛えることが出来たり、ストレッチなどによって体が柔らかくなるために生じるのである。
また、妊娠によって体重増加する人はヨガの非実践者と比較するとだいたい1割程度少ないというデータもあって、妊娠中の体重増加を防ぐ効果もある。