マタニティヨガの効果

ここでは、マタニティヨガの精神面への効果についてご紹介する。

ヨガはもともと精神修行の方法であったということもあって、マタニティ・ヨガはとてもデリケートな状態にある妊娠中の体をリラックスさせて、精神の集中を高めるという精神・メンタル面を特に重視している。

マタニティ・ヨガは、「体操・エクササイズ」、「呼吸法」、「瞑想」などから成り立っているところに特徴がある。

意識的に呼吸をすることによってとても深いリラックス状態になり、瞑想に心地よく入っていくことが出来る。

呼吸法は行うのが難しいというイメージがあるが、慣れれば、「吸う」、「吐く」、「止める」をスムーズに出来るようになって、呼吸するだけで気持ちいいという状態を実感出来るようになる。

精神面への効果②

・マタニティブルーなど心の不安の解消、ストレス解消

妊婦さんは出産に備える意味で身体をリラックスさせて、骨盤・筋力など分娩に必要な機能を高める必要があるが、同時に精神・メンタル面でのケアが必要となってくる。

妊娠したことによって不安が生じて気分が落ち込みやすくなる「マタニティブルー」という症状が出る場合があるが、マタニティヨガを行うことによって体をリラックスさせることが出来るためマタニティブルーが解消される効果がある。

呼吸法を意識してヨガの動きをすることによって、マタニティブルーなどで不安定になりやすい妊娠中の心の状態を安定させることが出来る。

身体でポーズをとっているだけでは、精神面への効果は低く、呼吸法を意識してマタニティヨガの動きをするのが大切なポイントとなる。