手紙の書き方マナー:封筒・便箋の選び方①
ここでは、入学祝いのメッセージを手紙で贈る場合のマナーについてご紹介する。
・ハガキか手紙か
まず、ハガキか手紙か迷った場合には、ハガキはカジュアルな手紙と考えるとわかりやすいでしょう。
ハガキは第三者の目に触れるのであまりオススメできない。
ただし、親しい友人など、お互いにハガキでお祝いの気持ちを伝えあっても気分を害さない仲であればハガキでも問題ない。
目上の人の子供さん、お世話になった人の子供さんなどに対する入学祝いのメッセージは、封書による手紙でお祝いの気持ちを伝えるのが基本となる。
・手書きかパソコンか
手紙の場合は、手書きで書くのがマナーであり、特にお礼状に関しては手書きがオススメである。
単にキーボードで打たれた文字よりも手書きの文字のほうが温かみがあるし、心から入学を喜んでくれているのだなと感じてもらえると思う。
文字に自信がない場合、パソコンに頼ってしまいたくなるが、丁寧に書けば気持ちは伝わるでしょう。
短い文章でも一文字一文字に気持ち込めれば、受け取った本人にとってはステキな入学祝いの手紙となること間違いない。
手紙の書き方マナー:封筒・便箋の選び方②
<封筒の選び方>
封筒を選ぶ場合のマナーにも注意しなければいけないことがある。
封筒は、茶封筒ではなく白の無地を使用するのが基本マナーである。
茶封筒は仕事などの事務的処理などに使用されることが多いため、入学祝いなどお祝いの手紙での使用には向いていない。
清潔で見た目もいい白い封筒を選びましょう。
また、白い封筒の中にも裏紙のついた二重封筒と一重の封筒とがあるが、二重封筒の方が丁寧でかしこまった感じがする。
<便箋の選び方>
便箋も封筒も縦書きが基本マナーである。
横書きはカジュアルな軽い感じに受けとめられるので、目上の人や高齢者に送る場合には特に注意するようにしましょう。
便箋の選び方としては、慶弔の手紙の場合、目上の人、身分や家柄、礼儀や作法を重んじるようなケースでの手紙には、罫線のない白い無地の便箋を使うのが正式なマナーである。
入学祝いの手紙を書く場合も罫線のない白い無地の便箋を使いましょう。