英語の幼児教育①
ここでは、幼児教育で英語を学ぶことの有効性についてご紹介する。
日本は世界でも有数の英語教育国であり、中学校から義務教育で英語を習い、高校ではかなり高度な英語を習う。
ただ、英語圏の外国人が日本にやって来て、日本人は英語が堪能だと思って普通に英語を使おうとすると意外に通じないことに驚くという話もある。
人間は生まれてから耳で聞いた言葉をどんどん吸収して話すようになるので、語学を堪能にするには早ければ早いほど効果的だと言われている。
日本語は、世界でも難解なことで有名で、勉強している外国人にとっては非常に習得が困難な言語となっている。
日本人の子供は難なく話しことが出来るが、これは幼い頃から日本語に慣れ親しんでいるからである。
それと同じことを英語で行うことが出来れば英語に慣れ親しむことが出来て、英語を自然に身につけられるようになる。
そういう意味では、幼児教育で英語を学ぶことは非常に有効である。
英語の幼児教育②
言語学には「9歳のかべ」という言葉がある。
つまり、9歳までに慣れ親しんだ言葉はその後も堪能に使えるようになるが、9歳を超えると身につける労力が増すばかりか、ネイティブの発音は困難になるといわれている。
英語の幼児教育は、この9歳のかべを越える前に英語に慣れ親しんでおこうという意味では理論的にも整合性がある。
実際のところは、英語の幼児教育は英語の単語や文法を教えることよりも日本語にはない英語独特の発音に慣れるために英語の歌を歌ったり、クイズを楽しんだりする形式が多い。
そういう意味では、英語力をつけるというよりは英語力がつきやすくする土台を作るという意味が強いのかもしれない。
日本ではネイティブの英語に触れる機会が少ないので、こういう教育は有意義だと思う。