ワクチンの働きと種類①
ここでは、ワクチンの働きとその種類についてご紹介する。
子供は、だいたい生後8~12ヶ月ごろまで、病気の抵抗力が自然と失われていってしまうとされている。
予防接種は、ワクチンを接種して免疫を作ることによって病気に対する抵抗力をつける働きがあるのである。
子育て中は子供に予防接種を何種類も受けなさせなくてはならないが、発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法としてとても大切なポイントなので計画的に受けさせましょう。
予防接種の種類としては、BCG・三種混合(DPTワクチン)・ポリオ・麻疹、風疹(MRワクチン)・インフルエンザなどがある。
ワクチンの働きと種類②
<ワクチン>
ワクチンは、予防接種に使用する薬液のことをいう。
ワクチンの種類としては、大きく分けると、生ワクチン・不活化ワクチン・トキソイドの3つの種類のワクチンがある。
生ワクチンは、生きた病原体を弱めたものを接種することによって体の中で増やして免疫をつけるものである。
不活化ワクチンは、免疫を作るのに必要な成分のみを病原体から取り出し、毒性をなくしたものを接種することによって免疫をつくるものである。
トキソイドは、細菌が産出する毒素だけを取り出して毒性を弱めたものを接種して免疫をつくるものである。
予防接種の種類との関連では、BCG・ポリオ・麻疹、風疹・水痘(水ぼうそう)は生ワクチンを使用し、三種混合(DPTワクチン)・インフルエンザは、不活化ワクチンを使用する。