ドライフラワー①
ここでは、ドライフラワーについてご紹介する。
フラワーアレンジメントは花束をつくるだけではなく、花自体を加工するテクニックがある。
一般的によく知られているのはドライフラワーである。
ドライフラワーは、だいたい数ヶ月間から数年間、乾いてから色や形を保つことが出来る。
英語ではEverlasting Flower(永久花、乾燥花)と呼ばれる。
全ての花がドライフラワーにアレンジできるわけではなくて、ドライフラワーに適した植物としてはキク科の仲間が多く、バラ、ベニハナ、センニチコウなども適している。
ケイ酸を含む硬質の植物が適しているとされている。
ドライフラワー向けの植物を紹介した書物もたくさん出ているので参考にするといいでしょう。
テクニックや状態によっては、乾燥しているのにも関わらず瑞々しい印象を与えることが出来る。
ドライフラワー②
ドライフラワーの発祥は北ヨーロッパとされていて、花の咲かない冬に室内を装飾するために始まったといわれている。
また、フランスなどでは「イモーテレス(不死の)」と呼ばれていて、お墓に供える時に、花輪にドライフラワーを編み込んで使われることもある。
日本での歴史としては、観賞用として普及したのは1960年代以降からとされている。
また、古代エジプトのピラミッドからもドライフラワーは発見されていて、ピラミッドの中の王のミイラは、ドライフラワーの花冠を身につけていたとされる。
また、ギリシャ神話にもドライフラワーは登場しているという古い歴史がある。