育児と遊びの役割①

子どもの成長に大きくかかわってくるのは、何といっても「遊び」である。

好奇心が旺盛な子どもは、いろいろなあそびから様々なことを学んでいくるのでとても重要である。

しかし、近年は、少子家族化で子どもたちは兄弟(姉妹)が少なく、近辺の子どもたちも少ないため地域の集団での遊びが減り、遊び仲間のいない子どもたちは、室内でテレビやゲームが中心になっているのが現状となっている。


遊びには、知能の影響が大きく、発達のレベルによって遊びの内容は大きく変わってくるので、知的発達の遅れている子どもは、普通の子どもの遊びに加わっても遊びが理解できないため、ついていけないことがある。

また、幼児期後期の子どもの遊びには性的違いがあり、男児は活動的な遊びが多く、女児は、ママゴト遊びや本を見たり読んだりなどの静的活動を好む傾向がある。

また、自分が見たり聞いたりした大人の世界を、ごっこ遊びのなかにとり入れていくことも幼児後期の特徴となっている。

育児と遊びの役割②

<遊びのルール>

簡単なルールでも、3歳児の子どもにはなかなか難しく、おとなが助言すればなんとかできるレベルである。

しかし、5歳頃になるとおとながついていなくても、自分たちだけでルールに合わせて行動できるようになり、遊びのルールが自分たち自身のものになる。

ルールに合わせて自分の行動をコントロールできるようになった子どもは、おもしろい遊びを好んで行なうようになり、またより楽しく遊ぶために自分たちでルールを作りだしていくこともある。

仲間と楽しく遊ぶためにルールを守ることが必要なことであり、それを守ろうとしながら、ルールの必要性を認識するといわれている。

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