第1反抗期の時期と現象①

乳児期は親に全て依存しているが、幼児期に入る頃には、言葉も発達して、意志を人に伝えるようになり、少しづつ自己主張が見られるようになる。

2~3歳頃になると話す回数も増えてきて、自我も芽生えていろいろな自己主張も出てくるが、自分の要求をうまく言葉で伝えたり、感情をコントロールすることは上手くない。

我慢することもできず、思いどおりにならないと、泣いたりして自分の要求を通そうとする。

そして、子供は、母親を安全基地として自分の世界を広めていき、自分を取り巻く環境に好奇心をもち、母親の依存から脱け出そうとする。

そして、発達してきた能力を発揮して、自分ひとりで出来ることに喜びを感じ、しだいに何でも自分ひとりでやろうとし始める。

第1反抗期の時期と現象②

ただ、一方で、2歳から4歳頃の子どもはいろいろな面で不十分で、手助けしようとする親との間に衝突が起こるようになる。

母親の手助けや指示などに対して反抗期ともいえる反抗現象が多く見られることになる。

2歳から4歳ぐらいの間では、自分の意図と違いがあると、激しく泣き叫んで我を通そうとすることもあり、これを第1反抗期という。

子供の自我の正常な発達の通過点として反抗期があるが、むしろ反抗期がない場合は何か問題のある可能性も考えられる。

これは、親の力で押えられてしまったり、子どもの欲求を何でも受け入れすぎて自我の機会を奪われる場合などが考えられる。

反抗期がみられない場合には、親のしつけ方に問題がないか検証する必要もあると思われるが、幼児後期になってくると、しだいにおさまり、5~6歳では、自分の欲求をコントロールすることが出来るようなってくる。

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